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先日、住宅購入における総額(=物件価格+諸費用)はどのくらいになるか?という記事をアップしました。*その記事は⇒こちらから
次は「住宅購入時の総額の話はわかった!」「じゃあ、頭金は?」って話になりますよね。
ということで、今回は「住宅購入時に、頭金はいくら準備すべき?」という題材で記事を書いていきます。
結論から言うと、住宅ローンを利用して住宅を購入するのであれば、個人的には「頭金は総額の10%以上入れる」事をオススメします。
以下、その理由を記述していきますね。
住宅ローンを利用するなら「頭金は総額の10%以上」準備したい理由3選!
オススメという書き方をしておりますが…
正直なところ「自己資金10%ありますか?」⇒「ないです。」⇒「それはちょっと審査厳しいです。」って感じで、審査の土台にも乗らないことがあるくらい大事なんですよね。
理由①|計画性と覚悟が評価され、審査にプラス!
頭金を貯めてきたという計画性って、銀行からは高評価なんですよ。
プラス、その貯めてきたお金を頭金として使うという覚悟も評価ポイントですね。
総額5000万円の物件であれば、その10%って500万円になるわけですけど、500万円を貯めてきたって「凄いな!」って思いません?
それだけで「真面目な人なんだろうな~」とか、「計画的な人なんだな~」って思うし、ローン融資後も「しっかり返済出来そうな人だな~」って感じますよね。
理由②|借入残高が早期に物件価格内に収まると見込め、審査にプラス!
これも銀行からの評価はプラス。
この物件価値>融資金という状態になるのが、早けりゃ早いほどいいです。
お金を貸す側としてみれば、万が一の時には物件を売却すれば、融資金を全額回収できるわけですからね。
ローンを組む側としても、万が一の際に物件を売ってもローンが残ってしまう状態なんて好ましくないでしょう?
理由③|総支払額が安く済む!
総額の10%の頭金って凄く大きいし、一気に手元からなくなってしまうのはなんかアレですよね…
でも、長い目で見ると↓こんな感じなんですよ。
借入額 | 金利 | 借入期間 | 総支払額(円) |
5000万円 | 1% | 35年 | 59,279,996 |
5500万円 | 1% | 35年 | 65,207,996 |
借入金額5000万円の方が、総支払額は約600万円程少なく済むんですね。
今後、金利が上昇していくとすれば、変動金利であればもっと大きな差になるかもしれませんね。
頭金が10%入れなくても「住宅ローンOK」となる可能性がある例
頭金10%入れなくてもローン審査OKになる可能性があるのは、頭金10%入れるに相当するような相応の材料がある場合と考えた方が良いでしょう。
ということで、以下3つ相応の材料の例をあげておきますね。
例①|自己所有地や親の土地に家を建てる(*現状、担保ついてない土地ね)
これはね、ここまで読んだ方ならなるほどとわかるかもしれませんね。
自己所有地や親の土地に建てるということは、融資当初から物件価値が融資金を大幅に上回る状態になるわけですね。
お金貸す側としたら、まず回収不能にはなりにくいので、検討しやすい話です。
例②|ローンを組む予定の銀行と、相応の取引が有る
ローンを組む予定の銀行に、積立預金や定期性預金が相応(例えば頭金の1.5倍とか)にある場合も頭金が少なく済む可能性はあります。
頭金分のお金はあるんだけど、理由があって残しておきたいので、頭金少な目でローン検討出来ませんか?という話ですね。
例③|(世帯)年収が非常に高い
専門職(税理士とか医者とか)で年収が高いとか、結婚して間もないけど、夫婦共働きで世帯としての年収が高いといった例です。
頭金がない点を、年収(=返済能力)でカバーというパターンですね。
ただ、このパターンは「年収高いのになんでお金貯められないの?」とか、「本当に計画性ある方なの?」という印象を持たれることもしばしば。
ということで、例①②と比べると材料としてはやや弱め。
家計の見直し等も検討して、計画的に頭金を準備しよう!
ということで、住宅ローンの頭金に関するお話でした。
「気になる物件あったけど、頭金10%ないや…」という方は、これを機に家計を見直しつつ、貯金+投資(話題のNISAもあるし)で10%の頭金作ったりましょう!!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
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